マレット指(槌指)とは?原因から治療・リハビリまで解説

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みなさん、こんにちは

少しだけ、自分の話をしますね。僕は小学校から大学までバレーボール部に所属していました。

たまたま厳しい部活に入部して大変でしたが、今ではそこでの経験は忘れられないくらい大切な思い出となっています。一緒に過ごした友達たち元気にしているかなぁ、、、😄

ということで、本日紹介するケガは「マレット指(槌指)」です。

ボールや物が指先に強く当たった際に、その衝撃で、指を伸ばす腱(伸筋腱)が切れる、もしくは骨ごと剥がれて起こります

バレーボールやドッジボール、バスケットボールなどで受傷する方が多いです。

まあ、俗にいう突き指であり、その中でも何もしなければ治らない突き指です。

◉症状

症状としては指の第一関節(DIP関節)が下に垂れたままになり、自分では伸ばすことができなくなります。また腫れたり、痛みを伴うことがあります。

◉種類

マレット指に関しては、2種類あります。

1.骨性マレット指:骨折を伴うタイプであり、伸筋腱の付着部で指先の骨(基節骨)の骨折を認めているものです。

2.腱性マレット指:骨折は認めず、伸筋腱だけが衝撃で断裂し、第一関節が伸ばすことができなくなった状態です。

◉治療

治療法は様々ですが、多くの場合はまずは保存療法が対象となります。

・第一関節(DIP関節)をまっすぐに伸ばした状態で6〜8週間固定をします。

病院によっては主治医の先生がアルフェンスシーネという外固定を作ったり、作業療法士がスプリントというプラスチック素材を使用して作製したりする場合があります。

この際に大切なことは、固定中に曲げてしまうと、再断裂や骨折した骨(骨片)が転位、ずれてします場合がありますので、安静にしておく必要があります。

以下の場合では手術が必要になる場合もあります。

・骨片が大きい(基節骨の折れている部分が大きい)。

・関節がずれている(掌側亜脱臼を起こしている)。

・外固定で整復ができない

この場合は保存療法では治すことができないので、主治医の先生のお話をよく聞く必要があります。

手術ではピンを入れて固定したり、小さなプレートを入れて固定をして骨癒合(骨がくっつくこと)を待ちます。ピンの場合は骨癒合後に抜く手術を行い、プレートの場合も時期が来たら抜くことが多いです。年齢によってはプレートの場合は抜かない場合もありますので主治医に聞いてみましょう。

◉骨折後のリハビリテーション

固定が取れてから、いよいよリハビリの開始です。

ただし、いきなり動かすのではなく、まずは「伸展拘縮(伸ばした状態での硬さ)」を少し残しておくことが大切です。

なぜかというと、

・伸筋腱(伸ばす腱)はまだ弱く、

・無理に曲げると再び切れてしまうリスクがあるからです。

そのため、

👉最初は伸ばしたままの状態を維持しながら

👉少しずつ自分で(自動で)曲げていく練習を行います。

これを「自動屈曲ROM」といいます。

無理に反対の手や他人の手で曲げる「他動運動」は伸筋腱が伸びたり、再断裂を起こしてしまうためNGです!!

あくまで自分の力で痛くない範囲から始めましょう。

一度、伸筋腱が伸びたりしてしまうと、元に戻していく治療はもっともっと大変で時間がかかってしまうので、まずは伸びの角度の拡大を目指していき、その後に曲がる角度を少しずつ増やしていくことが大切です。

✋よくある誤解:「動かしたらダメ」

実はこれ、1番多い誤解なんです。

外固定中や手術後は固定をしています。たしかに第一関節(DIP関節)は固定をしており、うごかしてはいけませんが、その下の第二関節(PIP関節)は動かしても大丈夫です

むしろ第二関節は動かさないと指全体が固まってしまうことがあります。固定中でも第二関節をしっかりと動かすことが、固定が外れた後にリハビリをスムーズに進めることができるコツです。

◉まとめ

マレット指(槌指)は指先を伸ばす腱や骨が損傷して起こるケガです。まずは第一関節を伸ばしたまま固定してしっかり治すことが大切です。

固定が外れてから軽く伸ばした状態を保ちながら、自分の力で曲げていき、指の可動範囲を広げていきます。焦って強く曲げるのはNGですよ。

ただし、動かしてはいけないと思われがちの第二関節は動かしましょう。固まってしまうと動かなくなってしまいますのでね。

動かさない第一関節、動かす第二関節。

これを守ることが、回復の近道です!!

焦らずにゆっくりと治していくことが大切ですよ。

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